税金滞納をすると住宅ローンが借りられない?
【 投稿日時:2025-12-11 14:31:12 】
家の購入前に住民税の納付状況を確認しよう
住宅ローンを申し込む上で問題なのが審査が通るかどうか。じつはかなり重要になるのが税金の納付状況なのです。
たいていの場合、家を購入する時に住宅ローンを申請することになるでしょう。住宅ローンは申し込めば誰でも借りられるわけではありません。当然ながら、借りる先の金融機関による審査に通過する必要があります。今までどんな支払いも滞納をしたことがなく、貯金もあって、特に何も問題がなかったなら審査に落ちるということはまずないでしょう。
しかし、問題は今までに何かしらの納付の滞納をしたことがあった方です。税金、保険料、年金、公共料金など……私たちは日々様々な支払いをしながら生活しています。会社勤めの方なら、多くは会社側で自動的に給料から天引きされていて、支払っているという自覚があまりないかもしれません。しかし、自営業・個人事業主の方はそうもいきません。すべての支払いを自分の管理で行わなければならないため、一時的な資金管理のために滞納していた税金のせいで、ローンが組めないということもありえます。
また、クレジットカードの引き落とし残高不足による支払い遅延や滞納なども要注意。本人的には「たまたま遅れただけですぐに払ったし」と考えていても、一度ついた支払い滞納の信用情報は、少なくとも2年間は消えません。思わぬ落とし穴でマイホームが遠のかないように、しっかりと注意しておきましょう。
申し込み時には銀行に納税証明提出が必要
住民税は払込票での支払いになるため、ついつい支払いを忘れがちになります。いざ払おうと考えたら払込票をなくしてしまったり、また、1回に支払う金額が大きいために、どうしてもタイミング的に払うことができずに、「延滞金が多少ついてもいいから、後でまとめて払おう」と滞納してしまうことがあるかもしれません。しかしたとえ支払いの意思があっても、完納の目途が立っていても、未納の税金が残っていたら、納税証明書には未納額が記載されてしまいます。
住宅ローンを申し込む時、銀行からは納税証明書の提出を求められます。この時に納税証明書に未納の税金が記載されてしまいますと、高確率で審査には落ちます。完納の予定が決まっていればまだ交渉の余地があるかもしれませんが、それなら完納してから納税証明書を取り直すべきでしょう。納税証明書に未納額が0円と記載されていれば、どんな納付状況だったかまでは調べられません。
なぜ税金滞納が審査に大きな影響を与えるかというと、税金滞納の場合、最悪家財の差し押さえがありえるからです。住宅ローンを借りてても差し押さえを受けた場合、銀行側はリスク低減のためにローンの残債の一括返済することを要求します。当然、ローンを借りている側が一括で返済できることはまずありえませんから、最悪家を競売にかけて資金回収に充てることになります。そうならないためにも、税金はしっかり納付し、資金計画を明確にしてからローンを組みましょう。
税金以外に滞納がリスクになるのは?
税金の他にも滞納をすることで審査が通らないリスクを上げる支払いはいくつかあります。会社で給料から天引きされることの少ない光熱費などの公共料金はその一つです。また、案外滞納してしまう方が多いのが携帯電話の料金。少し遅れて支払ったとしても、少しの間携帯電話が使えなくて不便なだけだから……と甘く見ていると、住宅ローンの審査に思わぬ落とし穴です。
前述もしていますが、クレジットカードの支払いも要注意です。最近ではマイルやポイントをためるために、公共料金や携帯電話代など、様々な費用を全てクレジットカード決済にしている方がいますが、引き落とし金額が足りなくて滞納になると、たとえすぐに気づいて払込をしても2年間も信用情報に滞納履歴が残ってしまいます。また、税金の支払いもクレジット決済をしていた場合、連鎖的に税金滞納になってしまって、ますます審査が厳しくなってしまうことになりかねません。クレジットの引き落とし口座には、常に余裕をもってお金を入れておきたいですね。
通常の会社勤務をしていると、大抵の税金は給料をもらう時点で控除されています。ですから、勤務状況がしっかりとしているなら、納税証明書の提出自体が必要ないこともあるそうです。もちろん、事業主の方はほぼ確実に提出が求められるかと思いますし、会社員なら絶対に求められずに済むわけでもありません。せっかくのマイホーム計画が延期にならないよう、住宅ローンに申し込む前に、資金繰りについてもう一度考えてみてはいかがでしょうか。