税制特例を知っておこう
【 投稿日時:2014-09-02 08:46:19 】
家を購入するとなったら、住宅自体だけでも費用が掛かるのに、その他の諸費用もかさんでくるので、全体の費用は思ったよりも高くなってしまいます。そこで、削れる費用は削っておくことが必要になりますが、そのために”税制特例”というものを知っておくといいでしょう。
税制特例というのは、簡単に言えば、本来かかるはずの税金を控除してもらえる制度のことです。住宅購入の場合だと、確定申告をおこなうことによって、主に2つの税制特例を受けることができます。
一つは「住宅ローン控除」と呼ばれるもので、名前のとおり、住宅ローンを借りて住宅を購入した時に受けられる制度になります。これを活用すると、最大10年に渡って、住宅ローンの残高に応じて所得税が減税されるようになります。
そして、もう一つは「住宅取得資金贈与の特例」と呼ばれるもので、こちらは住宅の購入に際して、誰か個人から資金の融通を受けた場合に適用されます。贈与税は”贈与者と非贈与者の関係”によって、支払い方法が2種類に別れるのですが、この制度はそれぞれの内容に合わせて適用されます。特に、親から子供への資金提供の場合、最大で3500万円までの贈与が非課税とされます。
このように、本来かかるはずだった税金を抑えることもまた、住宅を少しでも安く購入するために必要になります。場合によっては、かなりの金額が控除されることになりますので、家を購入するときは、ぜひ税制特例を活用するようにしましょう。
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